外装材の落下防止と維持保全で見るべき点は?外壁タイルの全面打診と定期報告(法第8条・第12条)
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ルート君
外壁タイルの落下って、どうやって防ぐの?完成したあとは誰が見るの?
外装材(タイル・モルタルなど)の落下防止は、設計時の安全確認だけでなく、完成後の維持保全と定期報告で確認します。
とくに外壁タイル等は、おおむね10年に一度の全面打診が求められます(定期報告・平成20年告示第282号)。
所有者には、建築物を常時適法な状態に維持する努力義務があります(法第8条)。
定期報告(法第12条)を怠ると、罰則の対象になることがあります。
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外装材の落下防止はどの段階で確認するのか
外装材の落下防止は、3つの段階で確認します。
| 段階 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 設計時 | 風圧力に対する帳壁・外装材の安全(取付方法) | 令第82条の4・告示第1458号 |
| 維持保全 | 所有者が常時適法な状態に維持する努力義務 | 法第8条 |
| 定期報告 | 資格者による調査・報告(外壁の劣化・打診) | 法第12条 |
完成後は、維持保全と定期報告が落下防止の中心になります。
外壁タイル等の調査では何を見るのか
外壁タイル・モルタル等の調査では、劣化や剥離の状況を確認します。
- おおむね6か月〜3年に一度:手の届く範囲の打診など
- おおむね10年に一度:落下により歩行者等に危害を与えるおそれのある部分の全面打診(または同等の方法)
竣工または外壁改修後10年を超え、全面打診等をしていない場合に、この調査が求められます(平成20年告示第282号)。
維持保全で見るべき点は何か
日常の維持保全では、外装材の劣化のサインを早めに見つけることが大切です。
- タイル・モルタルの浮き・ひび割れ・剥離
- シーリング(目地)の劣化・切れ
- 取付金物の腐食、パネルの取付状態
これらは落下の前兆になるため、点検で重点的に確認します。
報告を怠るとどうなるのか
定期報告は、特定行政庁が指定する建築物の所有者・管理者の義務です(法第12条)。
報告を怠ったり虚偽の報告をすると、罰則(100万円以下の罰金)の対象になることがあります。
外装材の落下は重大な事故につながるため、点検と報告を確実に行います。
試験で問われやすいポイント
- 外装材の落下防止は、設計(風圧・令第82条の4)+維持保全(法第8条)+定期報告(法第12条)の3段階で確認。
- 外壁タイル・モルタル等は、おおむね10年に一度の全面打診(平成20年告示第282号)。竣工・外壁改修後10年超で未実施の場合。
- 定期報告を怠る・虚偽報告は罰則(100万円以下の罰金)の対象。維持保全(法第8条)は所有者の努力義務。
建築確認や構造規定は、建築士試験でもよく問われる分野です。試験対策の進め方は、建築士講座の費用の比較を参考にしてください。
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一問一答
Q. 外装材の落下防止はどの段階で確認するか。
答えを見る
A. 設計時(風圧に対する帳壁・外装材の安全。令第82条の4)、維持保全(法第8条の努力義務)、定期報告(法第12条の調査・報告)の3段階。完成後は維持保全と定期報告が中心になる。
Q. 外壁タイル等の全面打診はどのくらいの頻度で必要か。
答えを見る
A. おおむね10年に一度(平成20年告示第282号)。竣工または外壁改修後10年を超え、全面打診等をしていない場合に、落下により危害を与えるおそれのある部分について行う。
Q. 定期報告を怠るとどうなるか。
答えを見る
A. 罰則(100万円以下の罰金)の対象になることがある。定期報告は特定行政庁が指定する建築物の所有者・管理者の義務(法第12条)。
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参照
- 建築基準法 第8条(維持保全)/第12条(定期報告制度)
- 平成20年国土交通省告示第282号(定期調査における外壁タイル等の調査方法)
- 建築基準法施行令 第82条の4・平成12年建設省告示第1458号(帳壁・外装材の風圧に対する構造計算)