建築士試験の「法規」科目はどう攻略する?時間配分・法令集の引き方と得点のコツ(一級・二級)
本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
ルート君
法規、いつも時間が足りなくて最後まで解ききれない…どうすればいい?
「法規は法令集を持ち込めるのに、なぜか点が伸びない」「引いているうちに時間が足りなくなる」——法規は、そう感じる受験者がとても多い科目です。
法規は知識だけでなく、法令集を引くスピードで差がつく科目です。裏を返せば、引き方と時間配分を仕上げれば安定して高得点を狙える科目でもあります。この記事では、一級・二級の出題構成と、法規を得点源にするための進め方を整理します。
建築士試験の「法規」はどんな試験か(出題数と時間)
まず、法規が「時間との戦い」であることを数字で押さえます。
| 区分 | 法規の出題 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 一級建築士(学科Ⅲ 法規) | 30問 | 1時間45分(105分)=1問あたり約3.5分 |
| 二級建築士(学科Ⅱ 法規) | 25問 | 建築計画とあわせて3時間(法規に配分できるのは実質1問5分前後) |
いずれも法規に限り法令集の持ち込みが認められています(一級は学科Ⅲ、二級は法規の解答時のみ)。ただし、1問ごとに何ページも引いていると時間が尽きます。法規はほかの科目と同じく科目の基準点(足切り)があるため、時間切れで大量失点すると足切りのリスクが出ます。
※持ち込める法令集の種類・冊数や書き込みのルールには決まりがあります。最新の条件は建築技術教育普及センターの当日注意事項でご確認ください。
なぜ法規で点が伸びないのか(引きすぎ問題)
法規で伸び悩む最大の原因は、すべての選択肢を法令集で引こうとすることです。
| つまずき | 中身 |
|---|---|
| 引くのに時間がかかる | 条文のページを渡り歩いて答えを探すため、1問に時間を使いすぎる |
| 見出しと条番号が結びつかない | どの条文がどこにあるか思い出せず、毎回ゼロから探す |
| 数値の取り違え | 似た数値・似た用語のひっかけに、根拠を覚えていないと引っかかる |
攻略の方向はシンプルです。覚えているものは引かず、あやしいものだけ引く。そのために、頻出条文は見出し・条番号・趣旨をセットで記憶しておき、法令集は確認の道具として使います。
法令集の作り込みと引き方のコツ
法規は、試験前の法令集のセットアップで差が出ます。
- 線引き・インデックスを見本どおり仕上げる:市販の見本に沿ってアンダーラインとインデックスを付け、探す時間を削る。
- 引く/引かないを切り分ける:覚えている選択肢は即答し、あやしい数値・例外規定だけ引く。
- 解く順番を決める:得意分野から先に確実に取り、時間のかかる問題は後回しにする。
線引きや書き込みには認められる範囲のルールがあります(過度な書き込みは不可)。ルールを外れると失格につながるため、条件を確認してから作り込みます。
構造・法規の数値は「根拠」で覚えると強い
法規の失点で多いのが、似た数値・用語の取り違えです。丸暗記だと本番のひっかけに弱いので、条文の並びや趣旨とセットで理解しておくと定着します。とくに構造関係規定は数値が多く、根拠から押さえる効果が大きい分野です。
当サイトは建築基準法の構造規定を条文ベースで解説しています。次のようなテーマは、根拠から確認しておくと法規でも構造でも効いてきます。
| 法規で問われやすいテーマ | 根拠から確認できる当サイトのページ |
|---|---|
| 用語の定義 | 構造耐力(法第20条)/高さ・階数の算定(令第2条) |
| 荷重・外力 | 地震力(令第88条)/風圧力(令第87条)/積雪荷重(令第86条) |
| 構造計算・確認 | 構造計算ルート(令第81条)/構造計算適合性判定(法第6条の3) |
| 手続き・改正 | 四号特例と縮小(法第6条の4)/R7.4.1改正のまとめ |
| 数値の総まとめ | 構造法規の数値早見表/以上・以下・超・未満の読み方 |
苦手なテーマは全記事一覧から引きながら、条文の趣旨で理解していくのがおすすめです。構造科目そのものの対策は「構造」科目の攻略法にまとめています。
独学で仕上げるか、講座を使うか
法規は、法令集の引き方と時間配分を自分で詰められるかで独学か講座かが分かれます。
過去問を回しながら自分で引き方を最適化できる人は、独学でも十分に高得点を狙えます。費用の考え方は講座費用の比較、独学の可否は独学で合格できるかにまとめています。
一方、時間内に解き切る感覚がつかめないなら、解く順番や引き方のコツを講義で押さえるほうが早いこともあります。スマホで法規の一問一答まで完結する講座の代表がスタディングで、単体の評判はスタディングの評判、大手との違いは通信講座の比較で整理しています。
よくある質問
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
Q. 法規は法令集を持ち込めるのに、なぜ時間が足りないのですか。
答えを見る
全部を引こうとするからです。一級は30問を約1時間45分(1問約3.5分)で解くため、覚えているものは引かず、あやしい選択肢だけ引くのが前提になります。
Q. 法令集の線引きはどこまでしていいですか。
答えを見る
アンダーラインやインデックスなど、認められる範囲があります。過度な書き込みは不可で、ルールを外れると失格の可能性があります。最新の条件は建築技術教育普及センターの発表で確認してください。
Q. 法規の数値はどう覚えればいいですか。
答えを見る
数値だけを丸暗記せず、条文の並びや趣旨とセットで理解すると、似た数値のひっかけに強くなります。とくに構造関係規定は根拠から押さえると効果的です。
この記事のカテゴリの記事一覧は建築士講座にまとめています。
無料登録は数分で完了します。料金・キャンペーンは公式で最新をご確認ください。