建築士試験の「構造」科目はどう攻略する?出題数・足切りと得点源にする勉強法(一級・二級)

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ルート君

構造の計算問題が苦手で、いつも足を引っ張られる…どう対策したらいい?

「構造だけどうしても点が伸びない」——建築士試験で、そう感じている受験者は少なくありません。

構造は計算問題があるぶん苦手意識を持たれやすい科目ですが、出題の型が決まっているため、対策しだいで安定した得点源に変えられる科目でもあります。この記事では、一級・二級それぞれの出題数と足切り、そして構造を得点源にするための勉強の進め方を整理します。

建築士試験で「構造」はどれくらい出るのか(出題数と足切り)

まず、構造がどれだけのウェイトを占めるかを押さえます。

区分構造の出題科目の足切り(基準点)
一級建築士(学科Ⅳ 建築構造)30問(学科は5科目・計125問)おおむね16点(配点30点の半分超が目安)
二級建築士(学科 建築構造)25問(学科は4科目・計100点)おおむね13点前後(各科目の基準点)

ポイントは、建築士試験は総得点だけでなく科目ごとにも基準点(足切り)があることです。総合点が高くても、構造が基準点に届かなければ不合格になります。つまり構造は「捨てられない科目」であり、苦手なまま放置できません。

※合格基準点は年度により難易度に応じて補正されることがあります。最新の基準は建築技術教育普及センターの発表でご確認ください。

なぜ「構造」で差がつくのか(計算問題と文章問題)

構造の出題は、大きく計算問題(構造力学)文章問題(法規・材料・構造計画など)に分かれます。一級の学科Ⅳでは、30問のうち構造力学の計算がおおむね6〜7問、残りが文章問題という構成が続いています。

タイプ内容差がつく理由
計算問題(構造力学)反力・応力・たわみ・座屈・崩壊荷重など解法パターンが決まっており、演習量がそのまま得点になる。苦手な人は丸ごと落とす
文章問題(法規・材料等)荷重・構造計算ルート・各構造の仕様規定・耐震など数値と条文の根拠を理解して覚えたかで正誤が分かれる

計算問題は「わかれば確実に取れる」ため、ここを固められるかどうかが構造の得点を大きく左右します。一方の文章問題は、数値を丸暗記するのではなく条文・告示の根拠とセットで理解すると、選択肢のひっかけに強くなります。

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構造を得点源にする勉強の進め方

構造は、次の順で進めると安定します。

  1. 計算問題を型で覚える:反力→応力→たわみ、といった頻出パターンを、解法の手順ごと繰り返す。新しい問題を解くより、同じ型を反復するほうが早く伸びます。
  2. 文章問題は根拠で覚える:荷重・ルート・仕様規定の数値を、なぜその値かの根拠(条文・告示)とセットで押さえる。
  3. 過去問で出題の幅を確認する:同じテーマでも問われ方が変わるため、過去問で選択肢の言い回しに慣れる。

特に②の「根拠で覚える」は、構造法規(荷重・計算ルート・仕様規定・耐震)で効いてきます。当サイトはこの部分を条文ベースで解説しているので、暗記の土台づくりに使えます。

構造の「法規系」はどこで対策するか

構造の文章問題は、建築基準法・施行令・告示の数値がそのまま問われます。ここは丸暗記だと似た数値で取り違えますが、条文の並びや趣旨で理解しておくと定着します

たとえば「地震力の算定(Ai分布振動特性係数Rt)」「木造の壁量(令第46条)」「高さ・階数の算定」などは、当サイトの各ページで条文の根拠から確認できます。全記事一覧から、苦手なテーマを引きながら進めるのがおすすめです。

独学で進めるか、講座を使うか

構造は、計算問題を独力で崩せるかどうかで、独学か講座かの向き不向きが分かれます。

力学の解法が自分で組み立てられる人は、過去問中心の独学でも十分に伸ばせます。費用を抑えたい場合の考え方は講座費用の比較独学で合格できるかにまとめています。

一方で、構造力学でつまずいて先に進めないなら、動画講義でパターンを見せてもらうほうが早いこともあります。スマホで講義から一問一答まで完結する講座の代表がスタディングで、単体の評判はスタディングの評判、大手との違いは通信講座の比較で整理しています。

よくある質問

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Q. 建築士試験で構造は何問出ますか。

答えを見る

一級は学科Ⅳ(建築構造)で30問、二級は建築構造で25問が出題されます。いずれも科目ごとの基準点(足切り)があるため、苦手なまま放置できません。

Q. 構造の計算問題が苦手です。捨ててもいいですか。

答えを見る

おすすめしません。計算問題は解法パターンが決まっており、反復で得点源にしやすい部分です。丸ごと捨てると足切りのリスクが上がります。

Q. 構造の法規系はどう覚えればいいですか。

答えを見る

数値だけを丸暗記せず、条文・告示の根拠とセットで理解すると、似た数値のひっかけに強くなります。荷重・ルート・仕様規定・耐震のページを引きながら進めるのが効率的です。

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この記事を書いた人

ルート君

建築士試験と構造法規を一緒に学ぶキャラクター。